3.1会社設立の流れ

一番多い『株式会社』の設立を例で、流れを見てみましょう。

★設立登記完了までの時間:登記は司法書士に依頼して、2週間くらいの期間は必要。

★設立登記完了までの費用:登記は司法書士に依頼して、最低27万円は必要。

1.事前の打合せ

下記の10大事項を十分に考えて、決定して下さい ⇒ わからない項目は こちら

①発起人は誰? ②商号は何? ③事業目的は? ④本店所在地を何処に?⑤資本金をいくらに? ⑥役員は誰?

⑦どんな機関構成に?⑧事業年度をいつに? ⑨1株いくらに?⑩公告の方法はどうやって?

2.類似商号の調査

法務局へ出向き、管轄地域に似たような商号がないか、チェック!

3.会社代表印の作成

インターネットで注文すれば、セット(代表者印、会社角印、銀行印)で安く、速く購入できます。ずっと使用するものなので、地元でじっくりと作成したい方もあるでしょう、時間がかかることを考慮して早めに注文、作成しておきましょう。

4.印鑑証明書の手配

発起人全員の印鑑証明書が必要です。発起人以外の方が取締役になる場合、その方の印鑑証明書も必要です。住基カードやマイナンバーカードでコンビニで取得できますが、遠方にいる発起人の方には早めに連絡して入手し、送付してもらいましょう。

5.定款の作成

会社の憲法と言われる定款を作成します。発起人全員の実印が必要になります。

6.定款の認証

本社所在地を管轄する公証役場で,公証人に認証してもらいます。費用は5万円+書類代!

個人で行うと、さらに収入印紙代4万円が必要です。

7.資本金を払い込む

発起人名義の預金通帳に資本金を払込み、発起人が複数いる場合はそれぞれが前記の通帳に資本金を振込み、通帳のコピーを取り、証明とします。さらに「まちがいなく払い込まれた」という証明書を作成します。

8.登記に必要な書類の作成

誰を取締役や代表取締役にするか―決定した書類や、取締役等になることを承諾した―という書類を作成します。

9.設立登記の依頼

司法書士に設立登記と同時に、「会社の印鑑登録」「印鑑登録カード」交付の依頼を行います。法務局に設立登記を申請した日が『会社が創立された日』になります。登記が完了すれば、会社が設立され、以下の行動に移ります。

10.各種届出

登記が完了したことを確認後、登記事項証明書(登記簿謄本)を持って税務署、県税事務所、市役所等に届け出ます。


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