まず、設備等お金をかけずに、組織や人の運用で安全管理することです。以下のことは「義務」と捉えて実行する必要があります。
・取扱い責任者を決める
・事務取扱い担当者を決める
・上記以外の従業員は、マイナンバーを取扱うことがないように徹底する
・マイナンバー運用記録(取扱い状況の記録)を残し、「マイナンバー運用記録簿」として保管する
・取扱い責任者が定期的に、取扱い状況を点検する
・事務取扱い担当者を初め、従業員のマイナンバー教育を実施する
★マイナンバー運用手順書を作成し、実施できていれば言うことなし!
次に設備等を使って管理する方法です。
・パーティションでマイナンバー取扱いエリアを見えなくする
・シュレッダーを用意する
・ウィルス対策ソフトを導入する
・マイナンバーを管理するパソコンに、パスワードを設定する
・管理するソフトにパスワードを設定する
現実には「パーティションで仕切る」ことが困難な場合もあるので、机の配置を変えて、マイナンバーを管理するパソコン画面が見えないようにすることも方法です。
※実用面から「マイナンバーをパソコンで管理すること」に目が行きがちですが、「紙で管理する」ことも古くて新しい管理方法です。
外部からのアクセスを完全に遮断することは不可能なためパソコン内部にはマイナンバーを保管せず、履歴書や労働者名簿にマイナンバーを記入し、その書類をバインダーで綴じ『カギ付きのキャビネット』で保管します。
◆名張市、伊賀市、周辺の奈良県、津市にお住まいの方を中心にサポート